風俗を辞めさせてもらえない場合の対処方法

風俗を辞めさせてもらえない場合の対処方法

風俗を辞めさせてもらえない場合の対処方法風俗嬢やキャバ嬢の方などは、お店を辞めようと思っても、辞めさせてもらえないケースが多々あります。「違約金が発生する」「罰金を払え」などさまざまなことを言われて脅され、仕方なしに仕事を継続される方が多いです。そのようなとき、弁護士にご相談いただけましたら解決できる可能性があるので、泣き寝入りせずに弁護士に相談してください。

1.お店を辞めさせてもらえないパターン

風俗嬢やキャバ嬢の方は、親や職場に言わずにお店で働いておられる方が多いです。そこで、お店を辞めたいというと、オーナーから「そんなことを言うなら親や職場にバラすぞ」などと言われてお店を泣く泣く続けざるを得なくなるケースがあります。
また、「違約金」「罰金」が発生しているので、それを払わないと辞めさせない、と言われることも多いです。

2.違約金、罰金、強制労働は違法

しかし、労働基準法16条は「使用者は、労働契約の不履行について違約金を定め、又は損害賠償額を予定する契約をしてはならない。」と定めています。
そこで、店側が違約金を設定するのは違法ですし、雇用契約書に違約金の規定があっても無効です。
また、労働基準法5条では「使用者は、暴行、脅迫、監禁その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段によつて、労働者の意思に反して労働を強制してはならない。」とされています。そこで、店が風俗嬢やキャバ嬢の方に労働を強制することも違法です。

3.弁護士が介入するメリット

このように、風俗嬢やキャバ嬢の方がお店を辞めようとして、脅されたときや辞めさせてもらえないときには、弁護士に対応を依頼すべきです。
弁護士であれば、ご本人の代わりに店側と交渉をして、上記のような店側の態度の違法性を指摘し、退職を認めさせることができます。
相手が強硬な態度をとる場合には、労働基準監督署に告訴告発することも可能ですが、実際には弁護士が介入した時点で店側も諦めて何も言ってこなくなってくるケースが多数です。

辞めたい風俗の仕事を無理矢理続ける理由などありません。
お店側と自分で交渉するのが難しいのであれば、弁護士がお助けいたします。家族や職場に知られずに解決することも可能ですので、一度弁護士に相談してみるといいかもしれません。

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