【事例紹介】風俗店やキャバクラにおいて退店をさせてもらえないときは

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本日は、風俗店やキャバクラなどの飲食店に勤務するキャストの方向けの話になりますが、退店を申し入れたところ損害賠償請求をすると言われたり、家族や職場にバラすなどと言われたときの対応についてお話をいたします。

風俗店やキャバクラなどの飲食店に勤務するキャストの方からの相談も多いですが、その中で多いのが、退店をさせてもらえないという相談です。

お店としてはキャストありきの商売(お客さんがキャストについている)であるため退店されると売り上げにダイレクトに影響がある訳です。
そのため、あの手この手で退店をさせないよう揺さぶりをかけてきます。

その中で多いのが、家族や職場バレを匂わせる言動です。

特に風俗店に勤務するキャストの方からのご相談で多いですね。

言い方としてはストレートにバラされたくなければ…というものもありますが、多いのは損害賠償請求をすることになるが払えないだろうから親御さんに連絡させてもらうというものです。

当然、家族や職場に知られたくない方のほうが多いですから、退店するという申し出を取り下げて勤務を継続することを強いられてしまうわけです。

風俗店やキャバクラなどの飲食店のキャストとお店との関係が雇用契約かどうかは争いになることも多いのですが、雇用契約であることを前提に考えると、退職を申し入れて2週間で退職できるのが通常になります。

使用者は労働を強要することはできません。

ですが、風俗店やキャバクラでは、一般的な企業におけるそれとは異なるルールが設定されていることが多いですね。

いわゆる遅刻や早退、欠勤時の罰金なども典型的な例として挙げられます。もちろん、罰金は違法です。

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