【解決事例紹介】風俗店での本番トラブルで高額な損害賠償請求をされた事案
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風俗店での本番行為を理由に、お店から250万円以上のお金を脅し取られたとのことで弊所にご相談いただいた事案がございました。
お話を伺うと、かなり酷い暴行を受けたとのことであり、また、現在でもお金の請求が続いているとのことでしたので、まずは最寄りの警察署に被害届を出してもらいました。
暴行を受けてからの日が浅く、証拠が多く残っていたこともあり、警察は風俗店の店長と従業員を逮捕・勾留、その後、起訴となりました。
その後の交渉は相手方に代理人がついたため、当該代理人と行い、ほぼ全額の回収をすることができました。
風俗店での本番トラブルにおいて暴行を受けることはレアケースではありますが、今までもいくつかご相談・ご依頼がありました。
他方、職場や家族にバラすことをほのめかす揺さぶりは多くのケースで見られるところです。
本番行為はルール違反であり、場合によっては民事上の賠償義務を負う可能性がありますが、その場合でも損害の事実や損害額といった点を詳細に検討する必要があります。
このような検討は法的観点から行うものですし、冷静な状況でなければ行うことはできません。
そのため、本番トラブルにありがちな、店員が押し掛けてきたホテルの部屋で曖昧な話をして、合意書を作成して支払いを約束してしまうという行動は危険です。
店員が止めようとしてくるかもしれませんが、警察や弁護士に連絡し、まずは第三者をその場に立ち会わせることにより、冷静に話ができる状況を作りましょう。
また、個人情報を必要以上に取得されたくなければ、弁護士を代理人に立てて窓口にしてしまいましょう。