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依頼者様からのご相談の中に、脅迫的な揺さぶりをかけられて高額な慰謝料の支払を請求されているという事案が時々ございます。
不倫相手の配偶者が慰謝料の請求にあたって感情的になるのは当然のところではある訳ですが、感情も行き過ぎれば恐喝にもなりかねないところがございます。
過去にご相談いただいたケースでは、慰謝料を支払わなければ不倫の事実を配偶者にばらす(ダブル不倫のケースにおいて)という揺さぶりのほか、職場に話す(実際に職場に連絡されたこともありました)、親に話すなど、家族や職場に不倫の事実を話すという切り口で揺さぶりをかけてくるケースが多いように思えます。
揺さぶりをかけられた状態で慰謝料の話を進めると、妥当な範囲を超えるような金額の慰謝料となったり、無理な支払スケジュールを立てたりして、その後の生活に支障が生じてしまうおそれもあるところです。
してしまったことについては真摯に反省し、法的な責任を果たすべきではありますが、不当に過大な責任まで負うべきではありません。
冷静な判断ができる状況を作り、交渉をすることが重要です。
弁護士が代理人として介入することで、それ以降の連絡先を弁護士にすることができます。すなわち直接の対応をする必要はなくなります。また、自宅や職場などに連絡が来ることも基本的には回避することが可能です。一度相談してみるといいかもしれません。