- 夫や妻に不倫された!浮気相手に慰謝料請求したい!
- 浮気の慰謝料請求に必要な証拠は何を集めたら良い?
- 不倫相手が慰謝料を支払わない場合の対処方法は?
信頼していたパートナーが「不倫」して裏切りに遭ったら、どのような方でも大変なショックを受けるものです。
不倫相手に慰謝料請求(損害賠償請求)をする際の証拠や注意点について、解説していきます。
1.不倫の証拠
浮気相手に慰謝料請求(損害賠償請求)するためには、まずは浮気の証拠を集める必要があります。証拠もないのに慰謝料を請求すれば、「不倫していない」「名誉毀損だ!」などと言われるだけでなく、「不当請求だ!」と言われ、慰謝料を払ってもらえないどころか、相手方から損害賠償請求されるおそれすらあります。
法律上「不貞」と言えるためには基本的に肉体関係が必要と考えられているので、証拠についても肉体関係を示すものを集めましょう。
LINEの記録、メールや写真、GPSの記録、SNSの記録、クレジットカードの明細書、通話明細書、スケジュール帳、日記帳の記録、探偵ぼ調査報告書などが証拠となります。
もっとも、証拠がないからといってあきらめる必要は全くございません。まずはご相談ください。
2.不倫の慰謝料請求の注意点
2-1.内容証明郵便を使う
不倫の慰謝料請求をするときには「内容証明郵便」を使うと効果的な場合があります。
内容証明郵便を利用すると、普通郵便やメールよりも相手の属性によっては大きなプレッシャーを与えることができるからです。弁護士名で内容証明郵便を送ると、より強いプレッシャーを与えられて効果的です。
2-2.相手から減額交渉されたときの対処方法
話合いをするときには、相手から慰謝料の減額や分割払いなどの主張が行われることが予想されます。そのまま受け入れるのではなく、粘り強く増額交渉を行い、場合によっては訴訟対応をしていく必要もあります。
2-3.慰謝料以外に請求できる内容
不倫相手に慰謝料請求をするときには、慰謝料以外にも請求できることがあります。まず夫や妻と離婚しない場合には、不倫関係の解消や今後2度と関わらないと約束させることが可能です。相手が約束を破って再度配偶者とかかわったときには違約金を支払うよう設定するケースもあります。