今回は、脅迫や恐喝、強要被害に遭った時に弁護士が介入するメリットをご紹介します。
1.不当要求を退けられる
まず、もっとも大きなメリットは、弁護士が介入することによって、相手の不当な要求を退けられることでしょう。
弁護士が介入するということは、違法行為に対する法的な対処をとるということです。
相手が脅迫や恐喝、強要などの違法行為を続けるようであれば、刑事告訴を行って相手を逮捕させることも可能ですし、民事的な損害賠償を求めることもできます。
相手もそのようなリスクを承知しているので、弁護士が対応することがわかると、自ら退いていくケースが多いです。
2.弁護士が交渉を行う
不当請求を受けている場合、被害者の方は相手に対しておびえの感情を抱いているケースが多いです。
そうなると、対等に交渉することは不可能で、どんどん相手の言うままになってしまいます。
また、相手との直接交渉が大きなストレスとなり、精神的に不調を来す方もおられます。
弁護士がすぐに介入すれば、相手への対応はすべて弁護士が行い、交渉も弁護士が進めるので、ご本人には負担がかかりません。安心して普段通りの生活をして頂くことが可能となります。
3.家族に知られずに済む
不当請求を受けておられる方は、家族に知られたくない、余計な心配をかけたくないと考えていることも多いです。
たとえば風俗店でトラブルを起こすケースもありますし、痴漢と言われる場合などには、弁護士が介入すると、問題が大きくなる前に話をつけて収束させることができるので、家族に知られず、巻き込まずに解決してしまうことも充分に可能です。
4.被害が大きくならない
不当請求に被害者の方が一人で対応すると、相手の言うままにお金を支払ってしまったりして、どんどん要求がエスカレートするケースが多いです。いつのまにか多額のお金を支払ってしまい、手元にはほとんど何も残っていない状態になるケースもあります。
弁護士が早期に介入すれば、一切お金を払わずに解決できる可能性もあり、被害が大きくならないメリットがあります。
以上のように、脅迫や恐喝、強要被害に遭った時には、なるべく早めに弁護士に対応を依頼することが有効な対処方法となります。
お困りの際には、なるべく早めに弁護士に相談するようにしましょう。